第13章 形勢逆転?w @ 及川徹
『はー…完璧に勃っちゃってますよね、どうしたんですか?』
「ちょっ…触らない…んっ…」
『先っぽからたくさんエキタイ出てきますけど、感じてるんですか?』
及川自身の根元は普段花の髪を縛るヘアゴムで縛られている。
先端を触られるだけで全身が震え、強い快感となる。
『んっ…ほんとヤラシイ…』
「ちょっ…今ダメ…やば…!」
口にそれを含めた途端、及川は耐えきれなくなって欲を口の中に吐き出す。
花の口内に、苦味が広がる。
『あーあ、及川さんのせいで口の中汚れちゃいました。綺麗にしてください。』
そう言って花は唇を及川に近づける。
顔を逸らして抵抗する及川にイラついたのか、花は力を失って小さくなったそれを掌で握った。
「やっ…だめ…」
『綺麗にしてくれませんか?』
冷たく見つめられた及川は、近づく唇を受け入れた。
及川の口内にも苦味が広がる。
イヤラしく舌が絡み合い、卑猥な水音が耳に木霊する。
『キスだけでまた勃たせちゃうんですか…みんなの及川さんはこんなにも変態でしたか…』
「それは…花のせいでしょ…」
『説得力がないですねぇ…こーんなに勃たせてるのに人のせいですか?』
そう言って花は及川の裏筋を細い指でなぞる。
どんどん溢れてくるエキタイ。
『…どうしてほしいんですか?』
「…っ…花に…挿れさせて…」
及川は涙を帯びた紅い瞳で花を見つめる。
そんな様子に、花は満足感を覚えたのだった。
『やっぱりわたしの及川さんは変態ですね…』