第12章 いちご @ 木葉秋紀
『…木葉さん?痛いですよ?』
イチゴを食べ終わった後、手首をネクタイで縛られてベッドに押し倒された。
何か良からぬ予感がする。
不敵な笑みを浮かべて花を見下ろす木葉は、何やら妖艶に見える。
「…こっちのイチゴも食べたくなっちゃった☆」
『やっ…ちょ…秋紀…ひぁっ』
Tシャツの中に手を入れて、下着の上から花の敏感なところを弄る。
『…なんでそんな楽しそうなの…んっ…』
「花のイチゴ食べられるから…」
『なにそれ…えっ…!?うそ、ほんと?』
いつの間に捲られていたTシャツと、下に下げられていた下着から露わになった少し大きめな胸に、先ほど木葉が持っていた練乳がかけられる。
思わぬ冷たい感触に、花は声を抑えられなかった。
『やぁ…秋紀…だめ…』
「えっ、めっちゃやらしい…」
そう言って木葉は甘いイチゴを口に含み始める。