• テキストサイズ

Mixed Feeling…xxx ▷HQ

第10章 もう一度 @ 岩泉一





岩泉は泣きそうになるのを堪えながら、部員たちと離れて一人になった。



『…一ちゃん!』




聞き覚えのある声がした。




振り返るとそこには、忘れかけていた花の姿があった。




「…花?」


『試合観てた。お疲れ様。よく頑張った。』



笑顔でそう言う花。



岩泉はそれだけで、熱いものがこみ上げてきた。





肩に顔をうずめる。





『…一ちゃん、お疲れ様。』



花のブラウスが湿っていくのが感じられた。






/ 114ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp