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Mixed Feeling…xxx ▷HQ

第1章 愛情表現 @ 木兎光太郎




予想だにしていなかった答えに声が震える。
ゆっくりと顔を上げると、木兎さんがキラキラした笑顔でわたしを見ていた。

『えっ…』

「何意外みたいな顔してんだよ!俺はお前のこと、スッゲー好きだぞ!」

『本当ですか…?』

「なんで嘘つかなきゃなんねーんだよ!ほんとに好きだって!」



そう言って木兎さんは大きな腕を広げて、わたしに目で合図した。
すぐに木兎さんの胸に飛び込んで、泣いてしまった。


「なるほどー。菊池はそれで泣いてたのか。」

『だって…木兎さん好きって言ってくれないし…部活大変そうだし…。』

「ごめんなー。ずっと照れ臭くてよ…。」

『木兎さんでも照れ臭いことあるんですか?』

「そりゃあ…ってなんで笑ってんだよ!」


なんだか嬉しい気持ちでいっぱいだった。


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