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Mixed Feeling…xxx ▷HQ

第5章 夢中になれるコト @ 孤爪研磨




よりによって最悪だ。


部活の朝練が終わった後、仮眠をとろうと思っていたのに、なんだか虫の居所が悪い今日に限って日直だ。


研磨は重い足取りで資料室に向かう。


するとドアは開いていて、奥からがさがさと物音がした。



物音がする方を辿ると、見覚えのある後ろ姿が目に入った。


小さな体なのに身の丈に合わない高さの棚に腕を伸ばしている。



「…呼んでくれれば行ったのに。」


『あ、孤爪くん、おはよう。いつも朝練の後寝てるから、なんか悪いかなって。』



その人物は研磨が想像してた人本人だった。


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