第1章 愛情表現 @ 木兎光太郎
木兎さんの愛情表現(?)はわかりづらい。
太陽みたいな笑顔でキラキラ笑ってる木兎さん。
バレーをしてる時が本当にカッコよくて好きになって、やっとの思いで告白して付き合えたけど…
3ヶ月経った今でも、木兎さんはわたしのことを好いてくれてるのかはわからない。
『赤葦…わたし木兎さんに好かれてると思う?』
「いや…なんで俺に聞くの?直接本人に聞けばいいじゃん。」
『怖くて聞けないから赤葦に聞いてるんでしょばか〜〜〜』
赤葦は木兎さんのことなら何でもわかってる。
(とわたしは思っている、勝手に。)
そんな赤葦が羨ましくてたまらなかった。