• テキストサイズ

黒子のバスケ~美女と悪女~

第5章 第二章 


「赤司SIDE」

「・・・俺は、信用されてないんだな・・・」
俺は、飛鳥が走っていく後ろ姿を見ながら小さく呟いた。

なぜ、辛いのに泣かない?
なぜ、殴られてるのに笑う?
なぜ、弱音をはかない?
なぜ、助けを求めようとしない?


やはり、あの噂は本当だったのか?

殴られても、泣かない、それどころが笑っている。
誰も信じず仲間をつくらない。
たった一人で何人もの不良を倒して来た女。

一年前から姿を消したそいつの名前は誰も知らない。
だが、そいつに、倒された不良たちは口を揃えて、
こう言うのだ、

「伝説の美獣舞姫」だと。

別名「ケンカ姫」とか。
美獣舞姫の意味はわからないが、いつのまにかそうついていたらしい。
他にも、笑っているが目が笑っていないとか右目が人とは違うとか。
/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp