第4章 行方
銀)あぁあ。それにしてもあの娘が姫さんの探している友達だったとはな。
銀時たちはそよ姫を落ち着かせ話を聞くことにした。
新)それでそよ姫様。雪さんはどうして城を出たんですか?
姫)…わからないんです。最近様子がおかしいと思っていたら4日前「探さないでください。今まで本当にありがとう。」とだけ置き手紙が残されていて。
そよ姫は今にも泣き出しそうな声で話した。
銀)情報が少な過ぎるなぁ。雪ってのは一体何者なんだ?
するとG嫌が口を開いた。
G)…実は雪様は天人なのです。雪様は姫様の御友人である他国の女王様と住んでいました。
神)じゃあ何で今は地球にいるアルか?
G)その国は滅ぼされたのです。それを察した王女様は雪様を守るため滅ぼされる前に彼女1人を地球に送り姫様に託したのです。
新)そんなことが…
姫)はい。初め地球に来たときはとても暗くて、何も話さないし食べ物も口にしなかったんです。でも近頃は落ち着いてきて明るくなっていました。しかし先月一度城が何者かによる奇襲にあった頃から様子がおかしくなって…
銀)あぁ、この前テレビであってたやつか。
姫)はい。まだ犯人は捕まっていないし心配で。
新)そうですね。女の子1人でこの街を動くのはキケンですね…
銀)きけん?誰もあんなのとって食ったりしねぇよ笑
キャサリン2号みてぇなツラしてたぞ!
新)キャサリン2号って…まぁ、個性的なお顔立ちはされてましたけど…
神)いや、猫耳つけたら完全にキャサリンだったアル‼︎兵器だったネ‼︎上品なブスアル‼︎
姫)ブスって…雪ちゃんが、ですか?
そよ姫は何のことかわからないような顔をしている。
姫)《雪ちゃんがブス?そんなわけない。誰が見たってすごく美人……っ‼︎》あっ‼︎
銀/新/神)Σ(゚Д゚)‼︎
《》このかっこの中は心の声です。