第6章 転校生は……
……見ていた、龍太、健二はズボンがパンパンになる。
藍
「うちは帰る、後始末は省吾は自分でし!明日な!」
藍、部屋に帰る…着替えるのにクローゼットを開けると、1枚のメモがあり、拾って見る
秋田県湯沢市、、、、、。
住所が記載されている。まだ、あるのかと思い、机の椅子をクローゼットに運び棚の上の洋服をどかして見ると…
藍、あった!もう1枚のメモを見つける
全ては、、、、?
それ以降は掠れて読めない
藍
「全ては?……財産か?んな事はあらへん!住所を調べるか。」
藍、椅子を戻してパソコンを立ち上げる。立ち上がり住所を入れると……でかい家だ!表札は見えない
メモの住所と落ちていた鍵……
藍
「家に普通はロッカーは無いやん!もうちょい、実証が欲しいな……」
藍、住所の番地を消して行くと……
藍
「なんや?真田家の当主が殺害……昔の内容みたいやな?
昭和62年に自宅にて絞殺される。朝、出勤したお手伝い、小山 春子が見つけて110番通報し事件が発覚した。当時、真田は金銭トラブルが絶えず、出入りが激しく借用書からも犯人の特定にならずにお蔵入りにされた。未解決事件……
まだや、尚、息子の消息はつかめておらず、捜索するが行方しれず。室内には血液判定で、息子の血痕が大量に残っており、生死の安否が心配される。目撃者、不審な車を見たものはいない。
…これは、アカンな…うちは興味を断ち切らんと!」
藍、鍵とメモを見つめる。テーブルに置き、リビングに行きソファに座り外の景色を見る
藍、携帯を取り出して
プルルルル
藍
「省吾?うちや、部屋に来て皆んな連れてな!待っとるで!」
……数分後、リビングに4人で集まり、藍は先程の事件内容を話す
省吾
「息子は生きていて、ここに住んだ事がある?」
藍
「不動産屋に前に聞いたら、前の住んでた人のモノやない!智明はマンションを買うたからな…住んだ人は2人!しかも、前に住んで居たのはアメリカ人や…」
龍太
「アメリカ人はジャーナリストで事件を調べていたは?」
藍
「そしたら、鍵は自分のモノやって言うやろ?智明の鍵でもあらへん!」
健二
「藍、秋田に行くつもり?もしかして?」
藍
「これだけでは動けんな…鍵の中身が気になるんや!」
省吾
「調査だね!」