• テキストサイズ

銀色の恋

第2章 今日の放課後


そう、なんでまなちゃんがニコニコしてるかって?
何を隠そうわたしは湊先輩のファンなのだ。

いつも爽やかなスマイル!(眩しいくらいに)
はっとするくらい真剣な練習姿!(ドキドキ)
誰にでも気遣いできる!(素晴らしい!)

とかをいつもクラスのみんなに語っていた。
…だってかっこいいんだもん。

ユズ、早く部活行かなくていいの?
というまなの声で我に返る。

「行く!行くよ!」
慌てて机の上を片づけ、カバンに入れた。

「じゃーねー!また明日!」
ドアのところで挨拶してから颯爽と部室に向かう。



今日はハードルかぁ…苦手なんだよなぁ…
そう思いながら部室のドアに手をかけようとすると
チャリン!
と金属音が足下から聞こえた。

ん?
お金でも落としたか?
目線を下に移すと見慣れないモノが落ちていた。

…クナイ?


/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp