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アンバランスな恋模様Ⅱ

第5章 31日目







手紙の文字はカクカクした癖のある、でも読みやすい綺麗な並び。なんとも彼らしい手紙で笑ってしまった。

私は冷蔵庫を開けて、隣同士に並ぶプリンを2つ確認する。

たったそれだけのことなのに。

一緒に食べられなくても、彼がこれをコンビニで買ったんだと思うと、なんだか胸が暖かくなる。

それは帰ってくる時に私を思ってくれた証拠 。

一緒に住むってことは、以前より嬉しくなることが沢山あるみたいだ。








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