第37章 見ていてもいい? [縁下×田中]
田「おい!!縁下!!大丈夫か?」
気がつくと、目の前に田中がいた
ここは、保健室・・・?
縁「えっ?田中・・・痛ッ!?」
田「おいおい!無理すんなよ、お前ボーっとしてっから旭さんのサーブに当たったんだぞ?覚えてねえか?」
あっ、そういえば田中の言うとおりボーっとしてて田中がサーブ練しているなーって見てた
そんで、誰かの危ない!!が聞こえたと思ったら視界がゆれて・・・
縁「あっ、そういえば・・・」
田「ったくよぉお前らしくもない・・・なんかあったのか?」
縁「あっ・・いや・・・」
お前のこと考えてた・・・なんて言えるわけねえだろ!!
田「それよりお前、ぶつけたとこ大丈夫か?一応シップ貼っといたがよ・・」
と、田中の手が俺の額に触れた
不覚にその仕草にドキッとしてしまった
縁「・・・。」
田「縁下?どうした?顔真っ赤だぞ?」
と、田中は俺の顔を覗き込んできた
縁「・・田中・・・。」
俺は、覗き込む田中のTシャツの襟を掴んで引き寄せた
田「なっ!?危ねッ!!」
と、田中は俺の座っているベットに手をついて俺の上に倒れこむ形になった。
田「えっ・・・縁下?」
縁「田中・・・」
困り顔の田中も・・
普段見ない分可愛い・・・
もっと・・見たい
いろんな表情の田中が
縁「見たい・・・」
田「はっ?」
縁「田中・・・」
チュッ・・・