第33章 傷つけたいも好きの内 [及川×岩泉+α]
次の日の青城の部室
金「あっ・・・あのぉ、花巻さん・・・」
花「んぁ?」
金「そ・・・その体・・・」
花巻の体を見た金田一は、心配と同時に恐怖を感じた。
花「あぁ〜・・・ちょっとな」
国「ちょっとじゃないですよね?」
と、はぐらかそうとする花巻の言葉を国見が遮った
花「あっ?」
国「それ、誰にやられたんですか?」
花「いや・・・これはな・・・」
金「話によっては、監督に報告します。こんな体で試合なんかに・・・」
及「アレ〜?金田一に国見ちゃん、どーしたの?」
気がつくと、部室には金田一と国見・・・そして及川・岩泉・松川・花巻だけになっていた
金「お・・・及川さん?」
国「・・・・・・。」
2人は、3年生の雰囲気がおかしいことに気がついた
岩「花巻、見られねぇように気ぃつけろって言ったろ?」
金「えっ・・・岩泉さッ・・・」
松「まあいいんじゃねぇの?・・・時間の問題だっただろうし」
国「なっ・・・なにを・・・」
と、国見が聞くと及川が金田一と国見の肩に手を置いた。
及「ふふ、2人ともそんなに怯えないで」
金「及川・・・さん?」
金田一は、急に震えだした
及「だァいじょうぶだよ・・・2人とも・・・すぐ分かるよ」
国「・・・!?」
国見は、その瞬間理解した。
岩泉や花巻の体にある傷をつけたのは・・・!!
及「よぉ〜し、金田一と国見ちゃんに教えてあげるね〜」
及「俺の愛を・・・・・・」
ーーendーー