第8章 2-第四話
「あ、兄さん。そろそろ僕、お茶の準備するから脚立片付けておいてくれない?」
「私もお茶手伝う~!」
「あぁ、わかった。」
「え……兄さん?」
「あれ、お伝えしてませんでした?」
姫様は何をいまさら。
「「兄弟なんですよ。」」
悠君と相模さんはやっぱり息ぴったりだったようで、声をそろえて言った。
「え…じゃあ、まさか兄弟でデキ…や、そんな」
理解が出来ていない様だが、そんなに受け入れがたい真実だったのだろうか…まさか姫様腐女s((アホか
「姫様…?えっと、私に全部話してください?」
「華ちゃん…えっと匡から聞いたんだけどね…」
話されたことは三つの大きな嘘。
・悠君と相模さんがデキてる
・豊前さんが花柳病
・前鬼がシスコン
ということ。