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【ONE PIECE】海を巡る者たち

第3章 〈ONE PIECE〉愛してくれてありがとう


 サボはニカッと笑った。

「「サボー!」」

 エースとルフィはサボに抱き着いた。

『……』

 監督はまた呆れたように3人を見た。

『3人とも、それくらいにして撮影始めるよ。あ、でも、読み合わせしてないのか……』

「大丈夫だよ。台本読めば、だいたいわかるだろ」

「監督! 任せてくれよ!」

 エースとルフィはサボと同じようにニカッと笑って、親指を立てた。

『そ、そう? じゃあ、サカズキさん呼んで来るから、準備しててね』

「「「はーい!!!」」」

 3人は顔を合わせて笑った。

「3人で撮影できるなんて、夢みたいだ!」

「ああ、楽しみだ!」

「ルフィ、早速台本読もうぜ!」

「うん!」

 3人は並んで歩いて行った。

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