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黒子のバスケの愉快な仲間たち【R18】

第3章 第3Q:☆スパイス☆<黄瀬>


数日後・・


「涼ちゃん・・・眉間にシワ寄ってるよ?!」


そういって、きれいな顔の眉間を、指でブスっと突き刺す・・・



黄瀬「痛っ!!ひどいッス~!!!オレ、只今、絶賛傷心中ッスよ?!」

「なになに?!やっぱりついに女の子にフラれたか?!」



いつものように、からかってみると、しばらく真剣な顔をしてたけど、そのまま座っていた椅子にもたれてかかって上を向いてしまった・・・



あれ?図星?



黄瀬「いや~・・・この前、生まれて初めて試合に負けたッス・・・」



生まれて初めて?!どんだけなのこの子・・・



黄瀬「黒子っちにフラれ、試合にも負けて・・・高校生活いきなり踏んだり蹴ったりスわ~・・・」

「黒子っち?」

黄瀬「あぁ~・・・同中の・・・この前言ってたバスケ誘った子ッスわ~・・・」



「ふーん・・・」


黄瀬「・・・・」


上を向いたまま、動かない彼・・・なぐさめるのも変だしね・・・
大体、負けたことないってのが普通じゃないし・・・



黄瀬「オレ・・・しばらくモデルの仕事休もうかな・・・」



「どうして?」


涼ちゃんが発したその言葉にナゼがワクワクしてしまう・・・


黄瀬「イヤ・・・もう二度と負けたくないなぁ~・・・と思って・・・そしたら、オレこんなことしてる場合じゃない気がしてきたッス・・・」


全身にゾクリとした感覚・・・



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