第2章 第2Q:☆青い約束☆<青峰>
「!!!」
「腕・・・ひじのところ・・・怪我されてるんですか・・・?!」
青峰「かはっ!!さつきの言ったとおりじゃん!!お前・・・ケガが視えるんだって?!」
元々、バスケット選手だった私は、選手の癖やプレイスタイルを理解することが出来た。
そこに、トレーナー術を猛勉強した結果、いつの間にか、他人の違和感に気付けるようになったのだ・・・
「私を呼んだ理由って・・・」
青峰「べつにたいしたケガじゃねぇ・・・
ただ、さつきが監督に言うとかめんどーな事いいだすからよ・・・次の試合は・・・まぁ実際のトコそんな期待してねぇけど・・・どうせ俺に勝てるのは俺だけだしよ」
つまらなそうに、そうつぶやく青峰さんは、バスケに対しての熱意が全く感じられなかった・・・
確か、桐皇学園の初戦の相手は・・・東京地区代表の誠凛高校・・
キセキの世代と渡りあえるであろうフィジカルをもった、デッカイ人と、何してるかわからなくて、影が薄い人がいるとこだ・・・