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黒子のバスケの愉快な仲間たち【R18】

第8章 第8Q:☆ふたりぶん☆<赤司>


「はな・・・」



優しく私の名前を呼ぶ声・・・



あれ・・・


片方の眼は・・・征十郎・・・



もう片方の眼は・・・・




もう一人の征十郎?!




左側のまぶたを優しく触ると・・・





征十郎の身体がビクリと反応する・・・



「ははっ・・はなには勝てないな・・・
すまない・・・

もう一人のオレもお前を愛したいんだ・・・

ひどいことをしたのは分かっている・・・

だけど・・・

二人の赤司 征十郎は・・・



中川 はなを心から愛している・・・」




その言葉に収まっていた涙腺から、
再び涙があふれ出す・・・




征十郎の両頬に手を添えて




私も・・・あなた「たち」を愛しています・・・




唇を動かしてそう伝えると・・・



赤司「ありがとう」




そういって・・・征十郎の左眼から・・・




一筋の涙がこぼれた・・・




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