第8章 第8Q:☆ふたりぶん☆<赤司>
~Side by はな~
ああ・・どうしよう・・・
征十郎のキス・・・とても気持ちいい・・
「んぅ・・ンっ・・・」
赤司「はな・・・」
怖いけど・・・私も・・・
生まれ変わらないといけない・・・
「(大丈夫・・・)」
赤司「優しくするから・・・」
そういうと、いつものように私を抱えて、ベッドに横たえる・・・
少し・・・身体が震える・・・
私の手を取って・・・甲にキスをする征十郎は・・・
王子さまみたい・・・
「ンっ!!」
ゆっくりと胸を触られると・・・
アノ日のことが蘇る・・・・
「ンー!!!」
必死に叫ぼうとするけど・・声が出なくて・・・・
身体が震えだした・・・
赤司「すまない・・はな・・
お前をこんなに傷つけて・・オレは・・・」
征十郎の苦しそうな顔に・・・
そうだ・・・
傷ついているのは・・・
私だけじゃない・・・