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黒子のバスケの愉快な仲間たち【R18】

第8章 第8Q:☆ふたりぶん☆<赤司>


せっかくのお休みだというのに・・・


征十郎は、旦那様のお手伝いで、屋敷内でスーツを着こなし、仕事をしている・・



高校生なのに・・・すごいな・・・



赤司「あぁ・・これでいい。父に最終の確認をとっておいてくれ・・」



テキパキと指示を出す、征十郎はとてもカッコイイ・・・



物陰に隠れて、見ていた私に気づくと・・・




赤司「はな・・・そんなところでかくれんぼかい?
出ておいで?!」




書類をデスクに置くと、手を広げてにっこりと笑ってくれる・・・




おそるおそる出ていくと・・・


少し悲しそうな顔をして・・・





赤司「いつになれば・・・ボクの罪は許されるのだろうね・・・」




消え入るような声で、つぶやいた・・




私は声を失ってから・・・

その分・・周りの物音がよく聞こえるようになった・・

今まで気づかなかった、誰かのどんな小さな変化にも気づけるようになった・・・





「(征十郎のせいじゃない・・・私が臆病だからいけないの・・)」




そう伝えると・・



ますます悲しそうな顔をして・・・




赤司「はなは、優しいね・・・」




そう言って、そっと抱きしめてくれた・・・




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