第1章 第1Q:☆愛しい獣☆<火神>
火神「ハァ」
髪の毛を乾かし終わるとともに盛大にため息を吐き出す・・
「何?どしたの?」
火神「風邪ひいて試合どうこうの前に、先輩とちゃんとしねぇと俺落ち着かねぇ・・です。
さっき、大好きっていってくれたの、付き合うってことでいいっすよね?黒子の頭、もう撫でないってことでいいっすよね?」
さっきから気になってたんだけど、私が黒子くんの頭撫でるのそんなに気にしてたのか・・
「私は、バスケに集中してる火神が一番大好きなの。私と付き合って集中力乱れない?」
火神「つか、逆。先輩いねぇと集中できねぇ」
そういってドレッサーに座ったまま私を抱きしめる。
普段高いところにある火神の頭が今は私の胸元にあって・・・
ドキドキしたまま、撫でてみた・・
ビクッと震える火神の身体・・・
あれ?イヤだった?!