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黒子のバスケの愉快な仲間たち【R18】

第6章 第6Q:☆トラワレ☆<高尾>


真ちゃんの迫力に負けた痴漢を、次の駅で駅員に引き渡す・・・


はな「あの・・・ありがとうございました・・・」


緑間「気にすることなどないのだよ・・・コイツはムダに視野が広いのだよ・・」

「ムダってナニ!!ひどくねぇ?!」


はな「くすくす・・・変わってないね・・・緑間くん・・」


「へっ?!真ちゃんのこと知ってんの?」


はな「あっ・・はい・・私、帝光中出身で・・・」



緑間「はな・・お前こそ変わっていないのだよ・・・相変わらず隙だらけなのだよ・・・」



懐かしそうに微笑むはなちゃんと、なんとなく気まずそうにしてる真ちゃん・・・



あちゃ~・・・



痴漢から助けて・・もしかして?!みたいな、男子高校生の下心は見事に打ち砕かれた・・・




イヤ・・・



100%下心じゃねぇよ?!

ちゃんと・・マジで助けようと思ったんだから・・


まぁ、その先にドキドキな展開あればなぁ・・・くらい・・・





くらい!!!





思ってもいいっしょ!!!





緑間「高尾、もういいだろう。行くぞ・・・」


「へっ?!再開の余韻はそんだけなの?!」



はな「あっ!緑間くん!友達が相変わらず黄瀬くんの追っかけやってるから、また会場で見かけたら声かけていい?」



その一言に・・・真ちゃんは

緑間「好きにするといいのだよ・・」




とだけ言って歩き出してた・・・




あ~あ・・・さよなら・・俺の小さな出会いのカケラ・・・(泣)



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