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黒子のバスケの愉快な仲間たち【R18】

第4章 第4Q:☆コイビト☆ <緑間>


~Side by はな~

「やば~!!遅れる~!!」


学校まで猛ダッシュしている私は、秀徳高校1年、中川 はな・・・



「もう!!こういう時、髪の毛長いとウザい!!」



顔立ちがしっかりしていることと男勝りの性格の私は、小さい頃からよく男の子に間違えられた・・・

コンプレックスになって、中学入ってからはずっと髪の毛を伸ばしている・・・

といっても、ジャマになるから大体は一つにまとめてるんだけど・・・



よし!ギリで校門抜けた!!これで何とか遅刻は免れるかな?!

安心して、一息ついていると勢いよく誰かがぶつかってきた・・・



「痛っ!!」


緑間「こんなところで、ボーと立っているな」




ナニこいつ!!背もデカけりゃ、態度もチョーでかいんですけど!!



「そっちからぶつかってきたんでしょ?!謝りなさいよ!!」



ケンカ腰に前のめりになると、じっとこちらを見たまま何も言わない・・・




「ちょっと!!聞いてんの?」





緑間「お前の・・その髪の毛はポニーテールか?!」





謝るどころか・・・コイツ・・・何言ってんの?!


横では、同じクラスの高尾くんが、口に手ぇあてて必死で笑いこらえてるし・・・




「そうだけど?!なんか文句あんの!!」




緑間「いや・・・問題ない・・・お前は今日1日、俺の傍にいるのだよ・・・」



「は?!」




そのまま、腕を掴まれて校舎の中に引きずっていかれる・・・



「ちょっ!!何すんのよ!!離しなさいよ!!!」



高尾「ギャハハハ!!!はなちゃん!諦めたほうがいいぜ?!っていうか、真ちゃん!アイテムっつーより、ソレ人間だぜ?!」




緑間「関係ないのだよ」




緑の変人に腕を掴まれて、クラスメイトに大爆笑されたまま、迷惑すぎる1日が始まった・・・




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