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エネルギー

第31章 孤立


私はお客様の髪を切り揃え終わり

お客様に挨拶をした


「一度、髪を洗ってブローしましょうね..」


お客様は、微笑んで返事をした

そして、私は彼女を呼んだ


みんなが一瞬ざわついた


私は気にせずに、彼女に言った


「よろしくお願いします」


そして、お客様データの記録に向かった


すると、アイツか私の側に来た


「なんで、みんながアイツを懲らしめてるのに...」


私は彼を見て微笑んだ


「ねぇ、仕事とプライベートは別でしょう?」


私の言葉が彼の側にいた同僚にも聞こえたようで、みんなが私を注目した


「そして、私たちはプロなんだから、お客様に迷惑かける事をしたらダメだと思う....」


そう言って、記入をした

すると、アイツは突然笑いだした


「やっぱ、お前はスゲーは...」


驚いて見る私に、彼は笑い続けて


「あの特別な人が、惚れたん少し分かった気がする」


彼が何を言ってるか分からなかった


そして、振り向くと彼女は少し涙ぐみながらお客様の頭を丁寧に洗っていた



すると、店長が突然 私を呼んだのだ

みんなは何事かと心配した顔をしてたが

私は落ち着いて店長の呼んでる部屋に行った


私が部屋に来ると店長は

「君に選んで間違いじゃなかったよ、で新しい店の件は受けてくれるのかな?」


私は店長の言葉にゆっくり頷いて頭を下げた


「全力を尽くして頑張らさして頂きます」


店長は嬉しそうに喜んでくれた




私は、丸山さんが応援してくれてる夢を追い掛けたかった

それが、どんな困難な道であっても

丸山さんが私の横に居てくれるのであれば

私は乗り越えられると信じてたから



私には、丸山さんというエネルギーがあるから

何も怖くなかったのだ
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