第6章 ♡Story3♡ 好きだという自覚...
「よっしゃー!俺の勝ち!(笑)」
「えー!嘘ーッ!?」
ジャンケンに勝ったのは陸だった。
「残念でした~(笑)じゃあ藤ヶ谷先生、こっちの
男子チームに来てください!」
「う、うん......」
「ムスーッ!!」
百合はほっぺを膨らませる。
「ほらほら、百合達のチームには俺が入ってやるから
拗ねるな...(苦笑)」
「......藤ヶ谷先生がよかった......。」
百合はさらに拗ねる。
「......(苦笑)」
藤ヶ谷は苦笑いするしかなかった......(汗)
そして拗ねる百合をよそに、
ドッジボールの試合は始まった。
「おりゃッ!」
「きゃッ!」
男子はいきなり本気モード......
早速男子の投げたボールが1人の女子の足元に当たった。
「ちょっと男子!もう少し手加減しなさいよッ!?」
百合は男子に抗議。
「別に顔に当たったわけじゃないんだから
いいじゃんかよ!」
「何よッ!?」
「こらこら2人共...(汗)」
佐々木先生が仲裁に入る。
「だってぇ......」
「ぁ、えっと...確か百合ちゃんと、玲君...だっけ?
2人共、仲良くやろ?」
佐々木先生に続いて藤ヶ谷も仲裁に入る。
「......は~い、藤ヶ谷先生がそう言うなら......。」
百合は渋々そうに言った。
「お前、藤ヶ谷先生の言う事だけは聞くんだな......。」
陸が少し面白くなさそうに言った。
「うるさいッ!」
「......(汗)じゃあ、百合と玲が仲直りしたところで
続きを始めるか。」
「佐々木先生、多分仲直りしてないと思うけど......」←
陸が呆れそうに言う。
そんなかんだでドッジボールの試合は進んだ。
そして勝敗の結果は......
「やった~!女子チームの勝ち!」
「女子に負けた~(泣)」
あの後、ほとんどの男子が手加減をしたので、勝利は
女子チームが収めたのだった。