第28章 ♡Story25♡ 犯人は誰?
そして百合と涼介の元に来た4人。
「皆さんお揃いになってどうしたんですか?」
「二人に言っておかないことがあったからさ!」
「「......?」」
「朝さ、藤ヶ谷先生から話を聞いたんだ。ヤラカシのこと......」
「ぇ?それ、どういう......」
「さすがに相談しないと思ってな......
俺とお前が同棲してることも、徹平君と立花君にも話したよ。」
「「うぇっ!?」」
二人は『嘘っ!』という表情をしていた。
「全部、話したの......?(汗)」
「......言うしかねぇだろ(汗)」
ポカーン
「......。」
「......(苦笑)
まぁとにかく!山田君、」
二人を見て苦笑いをした後宏光は涼介に視線を送った。
「はい?」
「さっき藤ヶ谷先生が言った通り、例のヤラカシの事を全部聞いたよ。
それで、事務所側から警察に被害届を出すよう言ってくれないかな?」
「っわかりました!今日早速言ってみます!
この事は、上のほうにも耳に少しは入っていますからすぐ対応できると思います。」
「そっか!なら良かったよ(微笑)」
「っあの、涼介さん......」
「ん?」
「事務所から被害届を出してもらうのはいいんですけど......
私達が同棲してること、上のほうにもばれちゃうんですかね......」
「っあぁ......その問題があることを忘れてた(苦笑)」
「......こうなると、家に帰った方がいいんですか?」
「うぅん......微妙だね(苦笑)
でも、百合ちゃんが藤ヶ谷さんのうちにいることはヤラカシ側も知ってるんだよね?」
「はい......」
「そうなると、
一旦家に戻ったh..「ヤラカシ側は、うちの辺りを監視しているよ。」...え゛!?」
「これも藤ヶ谷先生から聞いた話なんだけど、最近やたら視線を感じるらしいんだ。」
「そう、だったの......?」
「あぁ、あの時ヤラカシから1通の手紙が来ただろ?」
「ぅん......」
「その時からだ、俺を監視してるのは......」
「っ!?」