第26章 ♡Story23♡ 熱愛疑惑は白or黒?
「お前も、やっぱり大人になったんだな......
俺が思っているよりずっと......」
「......へ?」
「お前が芸能界に入ってから、随分成長したなって思うよ。」
「......いきなり保護者みたいなこと言ってどうしたの(苦笑)」
「だな、彼氏があんま言う事じゃねぇかもしれねぇな(苦笑)
でも今は、お前の両親の代わりに預かってんだから
保護者みたいなもんだけど......」
「(笑笑)......私ね、身長も少し伸びたんだよ!」
「......伸びたようには見えねぇけど?(笑)」
「この間測ったら160になってたの!
今年の身体測定では158だったんだけど、2㎝も伸びたんだよ!?」
「へぇ......」
(確かに、寿司屋の前で再会した時より......伸びてるかもな。)
「このままいけば、北山先生の身長抜かせるかなぁ(笑)」←
(ぁでも、その前に涼介さんがいるか(笑))←
「どうだろうな(笑)」
「(笑笑)」
こうした笑い話をしながら夕飯を食べ終えた。
「明日はオフなんだっけ?」
「うん!だから暇なんだよね(笑)
......学校に行ける許可まだでないから(苦笑)」
「学校、行ける日が来るといいんだけどな......」
(この間の手紙も、あれきり来てねぇし......)
「でも無理だろうね、今色々と大変だし......(苦笑)」
(柊さんとの噂、クラス以外の人の中で話題になっているだろうし......)
「だな......休日も、そんな頻繁に出歩き出来ねぇもんな......」
「まぁ静かに勉強でもしてます(笑)」
「......授業出てないのに、分るのか?」
「教科書とか参考書を見れば基本的な問題は大丈夫だよ!
だって高1の勉強って大学受験とかにも大きく影響するみたいだし......」
「......やっぱりお前って勉強できるんだ......」←
「だから前にも言ったじゃん!勉強はそこそこできる方だって!」
半ギレの百合(笑)
「悪かった(笑)」
「むぅ......」