第26章 ♡Story23♡ 熱愛疑惑は白or黒?
そして現場に着いたドラマの主演者達...
「......っお!来たぜ!」
「もう付き合っている様にしか見えねぇ(笑)」
大学内はいつもより騒がしかった。
やはり先日の熱愛記事がかなり効いているらしい......
「っ......」
(やっぱり一部の視線がキツイ......)
現場入りした百合だが、
柊の熱烈なファンであろう一部の女子生徒達の視線が痛かった。
「......百合ちゃん、彼女達のことは無視して。」
柊は百合の腕を引っ張って歩いていく。
「っ柊さん!」
そして外部からは黄色い声が多数聞こえてきた。
ボソッ
「"チッ"...いちいちうるさい奴らだな......」←キャラ崩壊?(笑)
「......(汗)」
(柊の野郎......そのうち廉みたいになるんじゃねぇか?(苦笑))←
舌打ちをする柊を見て内心冷や冷やする馬淵だった。
太輔Side
「百合ちゃん達が来るなり早速生徒達騒ぎ始めましたね(苦笑)」
「......。」
(百合......)
太輔と宏光は、コーヒーを飲みながら職員室の窓から騒がしい様子を見ていた。
「......お互いのファン同士が、
睨み合っていないといいんですけどね......(汗)」
「っ......」
窓から見て見ると、百合は早速一部の女子達からの痛い視線を受けていた。
「あちゃ......こういうのって男より女のほうが
ネチネチしているからなぁ......(汗)」
(まぁ一部の熱烈なファンは......しょうがないか......)
「百合......」
(百合はこういう事には慣れていないだろうな......
精神的に、ダメージを受けてないといいけど......)
太輔は窓から百合を心配そうに眺めた。
「......。」
(なんか藤ヶ谷先生、心配する彼氏より保護者に見えてきたんだけど(苦笑))←