第25章 ♡Story22♡ 熱愛発覚!?
百合Side
ロビーで涼介を待っている百合。
「百合ちゃーん!お待たせ!」
「涼介さん!何の話をしていたんですか?」
「ちょっと色々とね(苦笑)
ところで、早速お土産私に行くの?(笑)」
「はい(笑)」
「了解(笑)じゃあ車に行こうか。」
涼介の車に乗った百合は、お土産を近い順に渡していくことにした。
「......あとは、北山先生の分とモデルーキーの人達だけです!」
「他の人は配り終わったけど、後の人達は?」
「北山先生のは太輔から渡してもらって、共演者の人達には収録の日に渡します!」
「おっけー!じゃあこのまま帰ることで大丈夫かな?」
「はい、お願いします。」
お土産をほとんど渡し終わった百合は帰ることにした。
マンション前...
「はい、百合ちゃん。」
「ありがとうございます、涼介さん。」
「いえいえ、じゃあまたね!」
「はーい!」
涼介と別れた百合はマンションの中に入っていった。
「丁度お昼か......いい時間帯かも!」
(うちにあるもので何を作ろうかなぁ♪)
ニヤッ
「......。」
百合が入っていくのを、怪しい笑みを浮かべている男が見ていた。
だが百合は全く分からない。
「まさかここに住んでいたとはね......ふふ......(黒笑)」
男はそれだけ呟くと...
「●●●様......」
「直接会える日は、近いかもね......(黒笑)」
迎えに来た車に乗り、男はその場を後にした......。