第24章 ♡Story２１♡　熱愛疑惑

「この俺が買ってきたんだから、1回くらいはちゃんと使えよな！？」



「......っわかったよ。
廉、お前熱でもあるのか？」←



「っんなのねぇし！いいか？明日のうちにでも誘っておけよ！？」



そう言うと廉は部屋を出て行った。



「ほとんど無理やり持たされたな......(苦笑)」
(......でもせっかくだし、廉の好意に甘えて明日誘ってみるか？)








「......な事があったんだ。」



「桂木さんが、わざわざ......」



「廉が言うには、お土産以外は全て無料になるって言ってたな......
現実じゃありえないけど......(苦笑)」



「そ、そんな特典まで......(汗)」
(ディズニーっていくら何でもそんなのあったけ？(苦笑))←



「時間は大分あるから、すぐにとは言わないよ？
お互い時間が合えば行けたらなって話だからね。」



「......私は、大丈夫ですけど......」
(太輔に相談してみないと、わからないな......)



「でも外出って控えられてるんだよね？」



「そうですけど......
ほんのたまにだったら大丈夫って言ってました！
帰ったら親と相談してみます(苦笑)」
(今の親って言ったら......太輔なんだろうな(苦笑))←



「いきなりこんな事言ってごめんね(苦笑)」



「いえ、凄く嬉しいです！最近テーマパークとか行ってなかったし......
桂木さんにも悪いですから(笑)」



「わかった、予定が決まったら俺に連絡して。」



「はい！」
(別に泊まりこみじゃなければ......大丈夫、なのかな？(苦笑))








そんな事も考えながら、



百合は再び来た時のように変装をし、涼介に送ってもらう。



「百合ちゃん今日もお疲れ様、次の撮影は今週の木曜。
日曜はモデルーキーの撮影だよ。」



「了解です！......ところで涼介さん！」



「ん？」



百合がスケジュール帳を書きながら言う。