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藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第23章 ♡Story20♡ 結婚披露宴


「百合、オレンジ以外にもあるぞ?」



「じゃあ苺にしよっかな!太輔はお酒飲まないの?」



「だから、俺は車(苦笑)」



「そうだったね(笑)
また北山先生達のところに行く?」



「......そう、だなぁ......」



「......?」



太輔は宏光達の方を見る。お互い友人と話しており、宏光は美咲と話していた。



「行かないの?」



「......彼と話しているから、また後ででいいんじゃないか?」



「なんで?」



「っそれは......」



「また嫉妬?(笑)」



「っちげぇよ......あまりファンの人と親しくするのもどうかと思うけど......」



「美咲さんって良い人じゃない?みんながみんな悪いってわけじゃないんだから(笑)」



「......。」
(何か分らないけど......あまり関わらない方がいい気がするのは、気のせいか?)



「にしても有栖川なんて珍しい苗字だよね!
どっかの財閥の御曹司だったりね(笑)」



「北山先生に聞いてみれば?」



「だね!直接聞くのもあれだしね(苦笑)」



二人が話していると、美咲がこっちに気づき手小さく振ってきた。



それに百合も答えるように手を振る。



「......。」
(何で関わっちゃいけないって思うんだろ......)


太輔は頭の中で自問自答していた。



「ちょっと向こうに行ってくるね!」



百合は宴席に小走りで行く。



「っおい百合!」
(ったく......(苦笑))



太輔も百合を追うように宴席に歩き出す。







「(笑笑)......ぁ、百合ちゃんお帰り(笑)
ジュース貰ってきた?」



「はい、今度は苺です(笑)何を話していたんですか?」



「学生の頃の話とか!
コイツ、有栖川財閥の御曹司なんだよ(笑)」



「おい宏光、あまり言うなよ......」


ポカーン
「ほえぇ......」
(まさか本当に御曹司の人だったの!?
私......何か失礼な事言ってないかな!?)



「俺が御曹司だからって改まらなくていいよ?
全然ラフな感じでOKだから(笑)」



「は、はい(苦笑)」
(でも目の前にいる人財閥の御曹司ですよ!?)
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