第23章 ♡Story20♡ 結婚披露宴
「っ嘘!私!?」
「百合ちゃんすげぇじゃん(笑)」
(これで次は藤ヶ谷先生と百合ちゃんの結婚式に決定(笑))←
「や、やった!」
百合は太輔の方に振り向く。
(見て見て!ほら取ったよ!)
(はいはい......(苦笑))
ブーケトスが終わり、百合は太輔の元に戻った。
「私の手に綺麗に落ちてきたよね(笑)」
「まさかお前が取るとはな......」
「もしかしたら太輔と結婚する日も近いのかもね(笑)」
「っあまりこの場で、んな事言うな!」
「ごめぇん(笑)」
「全然反省してねぇだろ......」
「(笑笑).......太輔も否定しないって事はいつかは結婚するの!?」
「知らね......」
(結婚とかって、まだ大分先だろ......(汗)
コイツまだ高1だし......)←『子供の成長は早いっすよ(笑)』by宏光←
そのあとは祝辞やケーキ入刀、お酒の乾杯などをやって食事
と歓談に入る。
ちなみに未成年はお酒絶対NGなのでオレンジジュース。
「......オレンジじゃなくて炭酸が良かった......」←
「わがまま言うな。」←
「はーい(笑)」
(でも普通にな●ちゃんジュースとか飲むけどね(笑))
二人は宏光達の元へ行く。
「北山先生、ご結婚おめでとうございます。」
「ありがとうございます、藤ヶ谷先生!
次は貴方の番じゃないですか(笑)」
「冗談は止めてください。」
「(笑笑)」
「よぉ宏光、結婚おめでと!」
「あ、美咲!今日お前来れたのか!」
話していると、宏光のところに友人と思われる男性が来た。
その男性は茶髪で少し中性的な顔立ちをしていた。身長は太輔と同じくらい。
「あぁ、仕事も無事終わったしな。」
「北山先生、この方は?」
百合は尋ねる。
「コイツは俺の大学時代の友人の有栖川美咲(アリスガワ ミサキ)!
渋谷の方で自分の美容院を開いてんだ。しかもなかなかの有名店!」
「初めまして、有栖川美咲です。
名前とかで女に間違われることがあるけどれっきとした男だから(笑)」
美咲はいかにも好青年の雰囲気を漂わせていた。