第23章 ♡Story20♡ 結婚披露宴
式もそれなりに進み...
「宏光さん、貴方はこの女性を
健康な時も
病の時も
富める時も
貧しい時も
良い時も悪い時も、
愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」
「はい、誓います」
「小夜さん、貴女はこの男性を
健康な時も
病の時も
富める時も
貧しい時も
良い時も悪い時も、
愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」
「はい、誓います」
(きゃあぁぁ!!)←
百合は声に出さないものの、表情はテンションMAXだった。←
「あなた方は自分自身をお互いに捧げますか」
「「はい、捧げます」」
(北山先生が珍しくカッコよく見える(笑))←
「......(苦笑)」
(明らかに百合テンションが......(汗))
「では、指輪の交換を......」
指輪を二人の前に捧げ、まずは宏光から小夜の左薬指に指輪へ......
次に小夜から宏光の左薬指に指輪をはめる。
「......それでは誓いのキスを。」
(キターッ!!!)←
「......(汗)」
(コイツ、退場させた方がいいか......?)←
宏光は小夜のベールをあげる。
(......あれ背伸びしてないよね?)←『失敬な!』by宏光
そして......
"ちゅっ..."
(きゃぁぁぁぁ!!)←
誓いのキスでさらに百合はヒートアップ(苦笑)
「......(大汗)」
(やっぱり退場させようかな.....(汗))←
太輔はさっきからテンションMAXの百合を見て思うのだった。
他にも儀式は続き、30分ほどの式は幕を閉じた。
『ゲストの皆様は披露宴会場への移動をお願いいたします。
後ろの係員の者に......』
「いやぁ......途中からテンション高くなっちゃった(笑)
特に誓いのキスのとことか!」
「はぁ、大声出さなくてよかったな......(苦笑)」←
「うん!だってずっと堪えてたもん(笑)」
「......(苦笑)
俺らも披露宴会場へ移動するか。」
「うん!」
二人は披露宴会場へ向かう。