第21章 ♡Story18♡ まさかの同棲!?
「っすいません......変な緊張しちゃって......」
「無理もないよ、深呼吸してみたら?」
「はい、そうですね(苦笑)」
百合は柊に言われ、深く深呼吸をする。
「......ふぅ......」
「百合、心の方は落ち着いたか?」
「はい監督!......今度は、っ大丈夫です!」
撮影再開するも...
「っタンマ!ちょっとタンマ!」
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「っダメ!」
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「っごめんなさい!」
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「す、すいません......」
百合は何度もキスシーンでNGを出してしまった。
「百合ちゃん、大丈夫かい?(苦笑)」
「はい柊さん......本当に、ごめんなさい......」
「謝らなくてもいいよ。俺も、キスシーンはまるっきり初めてだから(苦笑)」
「百合、もう少し休憩するか?
一応予定より早く進んでいるから、もう少し休んでも大丈夫だぞ?」
「いえ大丈夫です!......次でOKを出します!」
「......わかった、撮影を再開しよう!
百合、余計な緊張はしないで柊に全てを任せろ!」
「は、はい!」
「キスシーンは、柊に任せる。」
「わかりました。」
二人は再び配置に着く。
「よーい、はい!」
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『......これは、今回頑張った分の報酬......』
奏は音姫に唇を近づけ......
『っ......』
チュッ...
『......。』
『っ......』
(っ嘘......本当に......)
百合は心中でつい本音が出てしまった。
そして...
『っ!いきなり何するんですか!』
音姫は奏を突き飛ばす。
フッ
『満更でも、なかったんじゃねぇの?』
『っ......ファースト、キスだったのに......』
「......はーいOK!
百合、よく頑張ったな(笑)」
「あ、ありがとうございます......」
(やばい......本当にキスすることになるなんて......)