第18章 ♡Story15♡ 撮影開始!
「......わーったよ、今そっちに行く。」
「やった♪」←
百合に折れた太輔は取りあえず
百合達の元に行くことになった。
「......お邪魔、します?」
「やっと来た太s..「ギロ...」←......藤ヶ谷先生!」
また太輔と言いそうになった百合を睨む太輔。
「......本当にいいのか?部外者の俺が来て......」
「だってせっかく監督さんがいいって
言ってくれたんだよ?」
「そうだけどよ......」
(すげぇ場違い感があんだけど......(汗))
「全然気にしなくて大丈夫ですよ(微笑)
初めまして、A.N.JELLの藤城柊です。」
「ぁ......ここで教員をしている、藤ヶ谷太輔です。
よくテレビで拝見しています......。」
少しぎこちなさそうに言う太輔。
(何か本当に二人の太輔を見てるみたい......(苦笑))
改めて思う百合。
「よく百合ちゃんには貴方の話を聞いています。」
「そう、なんですか?」
「えぇ、色々と(微笑)」
「お前何話したんだよ......」
「えぇ?そりゃあ小学校の時とか!」
「はぁ......」
「(笑笑)二人って凄く仲いいですよね。
百合ちゃんも貴方のことを話している時、
凄く楽しそうだから......」
柊は笑っているが、どことなく悲しげでもあった。
「......そうですか......」
(この人って、もしかして......)
「藤ヶ谷先生?どうしたの?」
「っいや何でもねぇよ......
百合、撮影はいつ再開すんだ?」
「え?......あと10分くらいかな?
今セットを配置中だから。」
「そっか......」
太輔は小さく呟いた後柊の方を見る......
「......?」
百合はそんな太輔を見て首を傾げていた。