第17章 ♡Story14♡ ずっと、解っていたこと...
「あ!柊さんに百合ちゃん!打ち合わせお疲れです!」
「......ずっとここで待ってたのか?」
「いつ終わるか分らないですからね(笑)
廉さんもずーっと待ってましたよ(笑)」
「ばっ美男!余計な事言うんじゃねぇよ!」
「(笑笑)......そうだ百合ちゃん!
さっき言っていた誕生日プレゼントどうぞ♪」
勇気は鞄からあるものを出し百合に手渡す。
「ありがとうございます、本郷さん!
......ステーショナリーセットですか?」
「そう!学生の百合ちゃんにピッタリだしね♪
学校と両立大変かもしれないけどがんばって!」
「ありがとうございます、私頑張ります!」
「へへぇ~♪
次は美男だよ!」
「ぁ、はい!ぇっと僕からはですね......」
美男も鞄からプレゼントを取り出す。
「......?」
「お家に着いたらぜひ食べてください!
お好み焼き...僕の手作りなんです(苦笑)」
美男はハニカミながら渡す。
「すごく美味しそうです!有難くいただきます!」
「ふふふ...さぁ次は廉さんですよ!」
「......柊が先に渡せよ。」
「俺は最後でいいよ。」
「......(怒)」←
(こんにゃろう......)
「......(汗)」
(大丈夫かな......(汗))
涼介は冷や汗をかく。
「ほら廉さん!早く早く!」
「急かすんじゃねぇよ勇気!.......ほらよ。」
廉は後ろに隠し持っていた紙袋から
ピンク色のテディベアを出しぶっきらぼうに渡す。
「......ぬいぐるみ?」
「......ふんっ!餓鬼にはピッタリだろ?」
「......お兄ちゃんと色違い?」
「......おめぇにはお似合いの色だろ?」
「......"取りあえず"ありがとうございます!」←
「取りあえずってなんだよっ!?」
「「廉さんちょーウケる!(笑笑)」」←
「おめぇら笑ってんじゃねぇ!」
「「......(苦笑)」」
((百合ちゃん......(汗)))
勇気と美男が笑ってる中苦笑いする涼介と柊なのだった。