第16章 ♡Story13♡ プレゼント
誕生日の日...
「行ってきます!」
「行ってらっしゃい!今日は何時くらいに帰って来れそう?確か学校早く終わるのよね?」
「うん!でも少し友達と寄り道とかしてくるかも!」
「わかったわ!」
「はーい!」
(ふふ!今日は待ちに待った誕生日♪)
学校...
「おはよう!」
「はよう百合、ほい!俺からのプレゼント!」
教室に入るなり百合の元にやって来た陸。
「ありがとう陸!早速開けてみていい?」
「あぁ!」
百合は早速プレゼントの箱を開けてみた。
「.....うわぁ!アロマキャンドル!?」
「お前最近忙しいじゃん?
仕事帰りの夜とかリラックスできるだろ?」
「うん!......ぁ、バラの香り!いい匂い~♪」
どうやらアロマキャンドルは香り付きのもののようだ。
「匂いがある方が、癒しにもなるしな!」
「ありがt.."ドーンッ!"「お誕生日おめでとう!百合!」
百合が陸に『ありがとう。』という前に
誰かが百合の背中に飛び込んできた。
「美香ちゃん!」
「ふふふ!」
背中に飛び乗ってきたのは美香だった。
「はい!私からのプレゼントは......」
「......?」
「じゃじゃーん!入浴剤セットだよ♪」
「入浴剤セットっ!?」
「うん!もちろんリラックス効果のもあれば、
美容効果もあるの。人気モデルの百合にピッタリ♪」
「ありがとう美香ちゃん!......でも私、
人気モデルじゃないよ?(苦笑)」
「またまたぁ!どの口が言うのよ(笑)」
肩を腕で突く美香。
「この口?」←
「(笑笑)疑問形かよ!
にしても百合、また新しい仕事入ったりしたのか?」
「え?...ぁ、まぁ......
来シーズンのドラマに出ることになりました(照)」
照れながら言いずらそうに言う百合。
「「マジでっ!?」」
2人揃って同じリアクションをする陸と美香。
「うん......(苦笑)」
だが百合はまだ恥ずかしそうだった。