第13章 ♡Story10♡ ゲストは...
『さっきは、言い過ぎてごめん......。』
『いや...ぁの...俺の方こそ...悪かった......。』
お互い頭を下げる裕太と廉。
『......(微笑)』
百合は2人を見て微笑み、
そしてカメラの方に視線を向けた。
「「「......?」」」
スタジオにいるメンバー達は頭を
?マークでいっぱいにしていた。
『仲直り大成功!♪』
満面の笑みでピースをする百合。
「「「っ......」」」
スタジオは漠然としていた。
「......ぁ、カーット!
3人共、今のは無茶ブリなのに凄かったぞ!」
騒然とした中第一声の声を挙げたのは中居だった。
(百合、あの子はただの新人ではないわね......
やはり人を惹きつける力があるわ......。)
シオンは改めて実感した。
(あいつ、初めての演技のわりには様になっていた......
シオンがコイツに期待するのも、何となくわかるな......)
颯太も百合の演技には感心していた。
((あの子(アイツ)は
あっという間に私(俺)を超すわ(な)......。))
(あのシオンさんと颯太さんが、感心している.....?)
(やっぱり、
百合ちゃんって他の新人のこと違う......。)
先輩である陽向、YuKiNoも
百合の演技には圧巻されていた。
((((この子/コイツ...恐ろしい子......))))←
そして同時に思う4人であった。
「百合さんの演技、凄かったですね!」
「あぁ!俺は最初、あんな演技は出来なかったぞ?
ね!柊さん!」
「あぁ、そうだな(微笑)」
「じゃあ3人共、こっちに戻ってきていいぞ!」
『『『はい!』』』
中居の言葉のもと、スタジオに戻る3人。
「百合、初めての演技だったのに凄く自然だったよ!」
「ありがとう、お兄ちゃん!」
「ふんっ!結構やるじゃねぇか、お前......。」
「ありがとうございます、桂木さん!」
こうしてプチドラマは好評のまま幕を閉じた。