第12章 ♡Story9♡ バラエティ初収録!
お店を出た百合と太輔は...
「ねぇ太輔、何か今日は少し強引に感じたのは気のせい?」
「そうか?」
「うん!」
「気のせいだろ。少しアルコールが入ってるし。」
「そう?......あ!も・し・か・し・て......
ずっと嫉妬しててくれたんでしょ!?」
「......別に。あれは事故だろ?」
ニヤニヤ
「素直じゃないなぁ~(笑)」
「うるせぇ。」
そっぽを向く太輔。
(ずっと嫉妬してたくせに素直じゃないねぇ(笑))
百合は微笑みながらそっぽを向く太輔を見ていた。
その後2人は電車の乗り継ぎ、百合の家まで
あと少しとなった。
「ねぇねぇ、さっきの"キス"......まだ気にしてる?」
百合が覗き見しながら言う。
「だからあれは事故だろ?
アイツが意図的にやったわけでもねぇし。」
ニヤニヤ
「ふぅん(笑)」
「......何だよ。」
「べっつにぃ~♪」
「......。」
太輔はずっとニヤニヤする百合を見て怪訝そうに見た。
「毎度毎度送ってくれてありがとね!」
「別にこれくらい、大したことねぇよ......。」
「(笑笑)じゃあ太輔、お休み!」
百合が家に入ろうとした時...
「待って!」
「......?どうしたの、太s.「"チュッ..."」っ!?」
咄嗟に百合の右腕を引っ張り、唇にキスをし......。
「っん...たぃす、けぇ...はぁっ......」
舌を絡め始める......。
「んっ...」
(やっぱ今日の太輔、少し強引かも......。
酔ってるせいかな?)
それから5分程、口づけを交わした2人は唇を離す。
「太輔が珍しいね!
自分からあんなキスしてくるなんて(笑)」
「...ちょっと長くなっちまったけど、口直し。」
太輔はまたそっぽを向く。
「結局嫉妬してたじゃん(笑)」
「うるさい。じゃあ、お休み......。」
「うん!今度こそお休み(笑)」
こうして百合は家の中に入って行ったのだった。
「ホント、素直じゃないな(笑)」