第11章 ♡Story8♡ モデルは恋愛禁止のようです......
「にしても北山先生がオシャレに
興味があるんて意外ですね。」
「僕だって休日とかは結構オシャレしてますよ(笑)
藤ヶ谷先生は雑誌とか読まないんですか?」
「高校の頃は読んでましたけど......
最近はそんな読んでないですね......。」
「そうなんですか?藤ヶ谷先生も休日は結構オシャレしてる
イメージが強いんですけどね......。」
「今はだいぶ落ち着きましたよ。」
「今はってことは......高校の頃はどんな服
着てたんですか(笑)」
「......。」
「黙り込むってことは結構派手な服着てたんですね(笑)」
「忘れました。」←
「そんなウソ僕には通用しませんよ~?(笑)」
「......結構派手でした、以上。」←
「何かそんな感じします(笑)」
「......。」
「(笑笑)......あ、今月号の裕太君の
ファッション結構イイな~」
北山先生は笑いながら雑誌のページを見る。
そして雑誌を読み進めているとあるページに目が止まった。
「......あれ?この裕太君と写ってるの、
百合...ちゃん......?」
「え?何でアイツがこっちの雑誌に......確か百合は
RABBITって言ってたけど......。」
「え゛!?百合ちゃんってモデルやってるの!?」
「まぁ、最近ですけど......スカウトされたみたいです。」
ポカーン...
「......マジですか......。」
「マジです。」
「何か驚きです...(苦笑)
にしても2人仲良く写ってますよね!まさに兄妹って感じ!」
「......そうですね......。」
「あれ?藤ヶ谷先生......
裕太君に嫉妬してるんですか?(笑)」
「してませんよ......。」
「だって藤ヶ谷先生、2人が一緒に写ってるとこ見て一気に
顔が険しくなったじゃないですか(笑)」
「......そうですか?」
「そうですよ!現に今だって凄い顔が険しいですよ(笑)
まぁ、この百合ちゃんはゲスト共演って感じですね!」
「まぁ、兄妹だから絵になると上の人も
思ったんじゃないですか?」
「やっぱり嫉妬してる~(笑)」