第10章 ♡Story7♡ 初仕事
百合は着替え終わり...
「よーし!次は俺の番だな!やっと俺の出番が来たぜ!」
「隼人、百合ちゃんに変な事しないでよ......。」←
「うるせぇ!俺がそんな奴に見えるか?なぁ百合?」
「......(苦笑)」
「よっしゃあ百合!俺が完璧に仕上げてやるよ!」
「ありがとうございます、小鳥遊さん。」
「おうよ!俺様の美技に酔いな!
......なんてな(笑)」←
「それ...テ●スの王子様のやつですよね......(苦笑)」
「俺昔からテ●プリ好きなんだよな(笑)」
「そうなんですか?」
「あぁ!じゃあ百合、じっとしてろよ?
今、完璧にしてやっから♪」
「はい!」
百合は鏡の方を向きじっと座る。
その瞬間さっきまでの無邪気な顔から一変、
まじめな表情になり腰のポーチからくしを取り出し、
引出しからヘアアイロンを取り出す。
「それじゃあ始めるぞ。」
「はい!」
隼人は百合のトレードマークであろうツインテール、
両端の束ねた髪を解きくしで整える。
「......百合の髪は凄いサラサラしてるな。」
「そうですか?」
隼人はくしを入れながら言う。
「あぁ。今までいろんな奴の髪を弄ってきたけど、
百合ほどサラサラしている奴は滅多にいねぇな。」
「なんか照れます(汗)」
「(笑笑)お世辞とかじゃねぇからな?」
それからあっという間に百合ヘアスタイルは整った。
「こんなとこかな!どうだ百合、俺の腕前は!」
「凄いあっという間に終わりましたし、このヘアスタイルも
素敵です!」
百合は鏡を見ながら嬉しそうに言う。
「そりゃあよかった!どうだ、兄貴のほうも!
俺の腕前には驚いただろ(笑)」
シレッ...
「以外っすね。」←
「お兄ちゃん......(苦笑)」
「(苦笑)......百合ちゃんの支度も終わりましたし
そろそろスタジオの方に行きましょうか。」
「......ねぇ、どんなポーズをとればいいのかな?」
百合は裕太に尋ねた。