第9章 ♡Story6♡ スカウト!?
太輔Side
確か今日って百合と事務所の社長が会う日だっけ?
直接社長の方から会いたいっていうなら、
受からないことはないとは思うけど......
そんな事を思っているとLINEの通知が届いた。
「ん、百合からだ......えっと......。」
〖ヤッホー!無事に受かったよ♪〗
〖お!すげぇじゃん!おめでとう、百合。〗
〖ありがとう❤
来週の土曜早速撮影が入るみたいなんだ!〗
「へぇ、もう早速あるのか。」
〖そっか、じゃあリラックスして臨めよ?〗
〖は~い♪
それ、みんなから散々言われたよ(笑)〗
〖マジかよ(笑)〗
〖うん(笑)でもリラックスして仕事に臨むよ!〗
〖あぁ、頑張れよ!〗
〖うん!〗
〖ところでさ、太輔......〗
〖どうした?〗
〖金曜、大学の方に行っても大丈夫?〗
〖別に、お前が変な事しなければ大丈夫だけど?〗←
〖私が?変なことしたっけ?(笑)〗←
コイツ......(怒)
勝手に大学に来るわ、
大勢の前でキスするわ、
俺からキスしろだの......
お前散々やらかしただろうが!←
そのせいで北山先生や生徒達に
からかわれるんだからよ......。
〖でも行っていいんだよね?〗
〖いいけど。〗
〖やった♪
でももしかしたら違う日に行くかも❤〗←
〖それは勘弁。〗
〖冗談だよ(笑)〗
ったく、どんだけ俺をからかえば気が済むんだよ......。
それから俺と百合は雑談もふまえてトークをした。
〖じゃあまたね♪〗
〖あぁ。〗
別の日に行くかもしれないって
さっきは冗談で言っていたけど......
「まさか、マジで他の日に
来ねぇよな......。」←『どうだろうね~♪』by.百合