第9章 ♡Story6♡ スカウト!?
「うちの親はサバサバしてるからな(笑)」
「サバサバしすぎでしょ(笑)」
スカウトか......にしても会ったことないのに、
才能があるとかないのとかって
解るもんなのかな......(汗)
(そうだ!このこと早速太輔に言ってみよ!
どんな反応するのかな~♪ニシシシ...♪)←
太輔Side
「さぁて、夕飯でも作っか......。」
自宅マンションに着いた俺は夕飯の支度をしようと
台所に行こうとした時......。
プルルル...
携帯から電話の着信が入る。
「ん、誰だろ?......って、百合か...、
もしもs..「意外と出るの速かったね♪」...どうした、百合......?」
「実はさぁ~...私、モデルにスカウトされるかも
しれないんだ♪」
「モデルにっ!?」
「そうそう♪」
モデルって、あのモデル?
「それ、騙しとかじゃなくて?」
よくスカウトされて、
相手に騙されたって話よく聞くけど......
「大丈夫だよ!お兄ちゃんが直接聞いた話で、
しかも事務所の社長さん!」
ま、社長とかってマジかよ......(汗)
「そっか、なら良かった。そういえばお前のお兄さん、
ファッション雑誌の専属モデルだっけ?」
「うん!」
「にしても、なんでわざわざ電話してきたんだ?」
「いや、どんな反応するかな~って♪」
「ふぅ~ん......で、俺の反応はどうだったの?」
「う~ん......期待外れ!」←
また期待外れかい......。
「てっきり反対するのかと思ったもん!」
「反対はしねぇよ。ただ、そこら辺で
声を掛けられたってなれば話は別だけど......。」
「ふぅ~ん......。」
「まぁ、今回はお兄さんから聞いた話だから
問題はねぇだろ?」
「うん。」
「なら、頑張れよ!」
「うん、頑張る!って言ってもまだ分らないけど(笑)」
「(笑)受かったら、また連絡よこせよ?」
「は~い♪じゃあまたね!」
「あぁ。」
俺は電話を切り台所に戻った。
にしても、兄妹でモデルってすげぇな......(汗)