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【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第41章 片思い【青峰大輝】


【青峰】

ザワザワとざわつき始め、何事かと人の集まる方に視線を向けると人が倒れていた。


練習がキツくてバテたんだろ


「夏姫ちゃん!!夏姫ちゃん!!」


さつきの声で夏姫だと知った時には遅く体は自然とソコへ向かっていた。


「どけ、さつき」


「青峰くん?」


夏姫を抱き上げ俺は保健室に向かった。


さつきたちはなんで青峰がみたいな顔で見ていたが今はそんなことはどうでもよかった。


保健室には人気はなく取り合えずベットに寝かした。

「青峰くん!!どうしたの…いきなり」


「さつき、コイツをどうにかしろ」


「どうにかって、私医者じゃないし…取り合えず頭冷やさないと」


さつきは氷枕を手際よく用意すると夏姫の後頭部に当てた。


「青峰くん、夏姫ちゃんに何かしたら許さないんだからね!!」

「怪我人なんて襲わねーよ」

「ホントかな?……じゃあ私は戻るから、青峰くんは夏姫が起きたら送っていってね」

さつきは2人分のカバンを置くと保健室を出ていった。
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