• テキストサイズ

【黒バス】私の彼氏はバスケ部です

第39章 クリスマスはあなたと【黒子テツヤ】


「黒子くんお待たせ」

「大丈夫ですよ」

今日は黒子くんとクリスマスデート。

試合があったりして当日はゆっくり過ごせないから少しだけフライング。

プレゼントも用意したし…あとはタイミングをみて渡すだけ。

だけど…

「人が多いですね」

「そうだね」

クリスマスシーズンなために何処に行っても人、人、人。

2人で事前に計画を立てていたクリスマスイルミネーションは絶対に点灯に間に合わせたい。

行列ばかり出来ていたスカイツリーは途中で諦め、黒子くんがとっておきの場所があるといい、そこへ向かった。

「足元気を付けてください」

「ありがとう」

来た場所はクリスマスイルミネーションのある場所から少し離れたカフェ。

窓側の一番隅っこだった。

「ここ、あまり知られていないらしいですが、よく見えるんですよ」

黒子くんと窓の外を眺めて待っていると、突然外が一気にカラフルに輝き始めた。

「わぁ…」

この席は窓の外に障害物が少なく大きなクリスマスツリーがキラキラと輝いていた。

「きれい…」

「そうですね」

「黒子くん、ありがとう」

「いえ…僕はただ夏姫とのデートを楽しくしたいと思っただけですから」

「黒子くん、来年もまた2人で見に来ようね」

「はい。必ず…そしていつか…クリスマス当日にも一緒に出掛けましょう」

「うん」

来年もまた一緒に

再来年もずっと…
/ 277ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp