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暗殺教室

第15章 *支配者の時間*



宇佐見side

そんな事より…

救う…滅ぼすって…?

「いや、ここでそれをどうこう言う気はありません、私ごときがどうあがこうが、地球の危機は救えませんし、よほどのことがない限り、私は暗殺にはノータッチです」

《充分な口止めもいただいてますし》

お?なんか小声でそんな事も聞こえたぞ

「……助かっています」

「ずいぶんと割り切っておられるのね、嫌いじゃないわそういう男性」

「光栄です」

へぇ、ビッチせんせはあーゆー男が好みなのか

「…しかしだ、この学園の長である私が、考えなくてはならないのは…地球が来年以降も生き延びる場合、つまり、仮に誰かがあなたを殺せた場合の学園の未来です、率直に言えば、ここE組はこのままでなくては困ります」

「……このままと言いますと、成績も待遇も最底辺という今の状態を?」

「…はい、働きアリの法則を知っていますか?」

どんな集団でも20%は怠け、20%は働き、残り60%は平均的になる法則だよね

「私が目指すのは、5%の怠け者と95%の働き者かいる集団です、「E組のようになりたくない」「E組にだけは行きたくない」95%の生徒がそう強く思う事で…この理想的な比率は達成できる」

「…なるほど、合意的です、それで、5%のE組は弱く惨めでなくては困ると」

「今日、D組の担任から苦情が来まして、「うちの生徒がE組の生徒からすごい目で睨まれた、「殺すぞ」と、脅されたとも」

あ、私らだwてか、話盛りすぎでしょw
「暗殺をしているのだから、そんな目つきも身につくでしょう、それはそれで結構、問題は、成績底辺の生徒が一般生徒に逆らう事、それは、私の方針では許されない、以後厳しく慎むよう伝えてくださ…《ガララッ い…?」

「桃果さん⁉︎帰ったんじゃ…?」

「帰ろうとは思ってたw

私は理事長先生の近くに行った

「あのさー理事長サマ、私らE組を甘く見てたら噛まれちゃうゾ《棒読み」

「桃果さん!理事長先生に失礼ですよ!」

殺せんせーを無視して話を進める

「私は尊敬に値する奴じゃないと敬語は使わない、あ、尊敬してても敬語使わない時もあるけどねw」

「へぇ、ちなみに私は君の中の尊敬に値されてるのかな?」

「ぶっちゃけ、めっちゃ尊敬してるよwあんたみたいに頭いい奴そうそういないしw」






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