第5章 三対三
月島side
月原さんが戻ってきて、
あんなことを言うから、
僕は部活ジャージを着ることになってしまった。
『うん!やっぱりカッコイイ』
月「そ・・・///」
みんなの前で言わないデヨ。
この変な気持ちを隠すように、
薄い反応で誤魔化した。
すると、月原さんも着替えるために
学校のジャージを脱いだ。
月(え・・・ちょ///!)
初めて見た月原さんの腕は、
触れただけで折れてしまいそうなくらい
細かった。
でも、何故か
女の子らしいところは女の子らしくて・・・。
月(みんな同じこと思ってるだろうな。
ていうか、
清水先輩より“ある”んじゃないの?)
着やせするタイプなのか、
長袖を着ていたときも、
制服のときも全く気がつかなかった。
それに、
なんで羽織るだけなのさ・・・。
目に入るじゃん///。