第7章 青城戦
中「よいしょっと」
明梨ちゃんが校舎裏のコンクリートに座る。
私も車イスから降りて明梨ちゃんの隣に座った。
中「そのままでいいのに」
『近くの方が話しやすいから』
中「それもそうだね。で?」
お弁当を開きつつ話を進めていく。
『突然だけどさ
異性を好きになるってどんな感じ?』
中「!!ほんとに突然だね・・・。
急にどうしたのさ」
『実は・・・』
明梨ちゃんに兄から言われたことを
大まかに話す。
そして、
中「流凪は今まで人といっぱい関わった?」
と質問をされた。
『えっと・・・?』
中「相手のことを沢山考えるようになるほど
人と関わった?ってこと」
『いや、関わってないかも』
中「じゃあ関わりなよ。
そうすれば知りたいその感情も
自ずと分かってくんじゃない?」
『そっか・・・そっか・・・。うん
ありがとう♡やってみる』
中「頑張れ///流凪ならかわいいから大丈夫」
『それ根拠?』
中「根拠だよ」
中「『フフフっ』」
画して相談はあっさり終わり、
私と明梨ちゃんはお昼休みいっぱい
世間話に花を咲かせた。