第1章 ドキドキ充実してます!
ね、寝れなかった・・・。
思いまぶたをこすりながら私(ー奈央ー)は言った。
寝れなかったのはそう・・・だって
今日は待ちに待ったマモたんとのお家デートの日!!
なんだもん!
人気ビジュアル系バンド、R指定のボーカル「マモ」
と付き合って早1か月。
必死のアタックのおかげかようやく付き合えるようになったけど、いつもライブやインストで忙しいし、そこで出会った可愛いファンの子に目移りしてるかもしれない。
キャー///やめてー。
でもそんな心配は今日でおしまい。
だってだって私のために家に来てくれるんだもん!
いっぱい愛を感じてやるー♡
さてと、その前に部屋を片付けますか。。
「おーい、はる~片付け手伝って~!」
返事がない。
そうだった・・・。
今日は友達とジャニーズとかなんとか言うやつのライブに行ってるんだった。失敗したぁ、昨日手伝ってもらえばよかったな~
ただ今午前10時30分。
マモたんが来るのは2時。
まだまだ時間あるしゆっくりやればいいか~。
最初に言っておくが、今日は家で2人きりである。
父親は単身赴任でいないし、母親は母の実母の介護で今日はいない。
端的に言うと、マモフィーバーである(笑)
死ぬな、萌え死んじゃうな(笑)
やべ、こんなこと考えてたらにやけてきた。
掃除しよ。
だいたいの片付けと掃除が終わってただ1時。
つ、疲れたぁ~
さっき昨日かったおにぎり食べたし(昨日のとか気にしない(笑))昼食はもういいかな?
さ~てとゆっくりマモたんが来るまでいいともでも観てようかなー。
すると突然
「ピーンポーン」
玄関のチャイムが鳴った。