第18章 シャルナーク✴︎バレンタイン企画
『えーっと、、、この後私はどうなっちゃうのかな?』
「さぁ?どうなるんだろね」
黒い笑みを浮かべるシャル。
ただいま私は愛する彼氏くんに壁ドンなるものをされ動けない状態です
さて、ここで少し振り返ってみましょうか。。。。
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2月14日バレンタイン
幻影旅団アジトでも甘いチョコの香りが漂っている
『シャルー入るよー』
片手サイズの箱を持っていつものように扉を開ける
「いらっしゃい」
『え、うん。おじゃまします』
いつも以上の笑顔で迎え入れられれば戸惑うのは普通じゃないだろうか。
それに扉の前にいられたらなおさら戸惑う
『どうしたの?何かあった?』
「ううん、何もないよ」
これまた素敵な笑顔で返事される
「ところで何か用があるんじゃないの?」
『あ!そうだ!はい、チョコ』
何もないって言ってるし何もないのだろうと思い話を変える
正方形の箱を渡せば”ありがとう”と微笑む
『じゃ、私はこれで』
「まぁ、まってよ」
『へ?』
腕を掴まれ壁に押さえつけられる
上記のことから今の状態になっているわけです
「ってさ俺の彼女だよね」
『う、うん。そうだけど』
あらためて聞かれると恥ずかしくなり声が裏返りそうになる
恥ずかしさでシャルと目を合わせられずそらしてしまう
「ねぇ、こっちみてよ?」
『っ!』
頬から顎に手を伸ばしそっと正面を向かされる
その顔はもう笑ってない
「俺の彼女だったらさ1番にチョコ渡すよね?俺に」
『え?あぁ、そういうこと』
よく考えたらチョコを渡したのはシャルが最後だった
それには色々と理由があるのだが
✴︎続きます✴︎